区民向け講座『高齢者の熱中症と、かくれ脱水』開催しました!
- 2022.07.10
- 芝地区高齢者相談センター
7/1には都心でも最高気温を37.0度を記録し、まだ暑さに順応できていない身体は老若男女問わず悲鳴をあげています。皆様、お体の調子はいかがですか?
東京都監察医務院によると、東京都心で9日間連続で猛暑日となった7/3までの1週間に、熱中症疑いによる死亡者が東京23区内で計52人確認され、そのうち49名が屋内で亡くなり、少なくとも42人がエアコンを使っていない状態であったそうです。(7/5 朝日新聞より)
さて、芝地区高齢者相談センターでは以前告知したように港区区民向けに熱中症予防対策講座を開催いたしました。
講座が始まるまでの少しの時間、お待ちいただいている受講生の皆様とマイクチェックを兼ねて(?)美空ひばりやテレサテンの曲を数曲一緒に歌いました。お付き合いいただいた受講生の皆様ありがとうございました。
今回は港区に営業所をもつ、ポカリスエットやOS-1、カロリーメイトなどでおなじみの大塚製薬の熱中症対策アドバイザーをお招きして、熱中症の症状(初期症状から命にかかわる重篤な症状)、自覚症状や他見症状、熱中症予防対策、熱中症になった時の対応策、どうして高齢者は熱中症重篤化しやすいのか等、様々な視点でお話しいただきました。(大塚製薬は東京都港区と連携協定を締結しております。)
講話を聴くだけでなく、みんなで熱中症のセルフチェックを行いました。
【かくれ脱水に注意!自分でできる簡単なチェック法】
★①手の親指の爪を反対の指でグッとつまみます。②つまんだ指を話した時、白くなった爪の色が3秒以上かかればかくれ脱水の可能性があります。
★★①手の甲の皮膚を反対の手の指でつまみます。②つまんだ跡が消えるまで3秒以上かかるとかくれ脱水の可能性があります。
★★★①毎日の尿の色を観察してみましょう。単横職なら普段通りの水分を摂りましょう。②濃い黄色~オレンジ色ならばできるだけ早くに250~500ミリリットルの水分を摂りましょう。③濃い茶色や赤っぽい尿ならば受診をしましょう。点滴治療が必要かもしれません。
また経口補水液(大塚製薬の商品であるスポーツドリンクやイオン飲料ポカリスエットや経口補水液のOS-1などの商品の違い)についても説明していただきました。
ちなみにOS-1(クリニックでやドラッグストア、所ジョージのCMで見かけたことがあるのではないでしょうか.。)はポカリスエットの2倍の塩分量があるので普段の水代わりに飲んではいけないとのことでした。予防としてはポカリスエットを、脱水症傾向、多量の発汗がある時にはOS-1の方が良いそうです。
暑い夏の季節はもちろんのこと、発熱時に備えていざという時のために大塚製薬の商品に限らずイオン飲料や経口補水液を冷蔵庫に入れておくことをお勧めします。
今講座に受講された方々のアンケートでは「とてもわかりやすかった」「どのように気を付ければいいのかよく理解できた」と大好評でした。アドバイザーの島田様、ありがとうございました。
受講された方にはポカリスエットのゼリータイプ飲料をお試し用としてお持ち帰り頂きました。嚥下機能が低下している高齢者にはムセこみにくく非常に飲みやすい商品でした。(実は、わたくし今回初めてポカリスエットのゼリー飲料を飲んでみました。)
主にドラッグストアで販売されているとのことです。
本格的な暑さがくるのはこれからです。「自分は大丈夫!」と過信せず、皆様どうぞお体ご自愛いただき、一緒に暑い夏を乗り切りましょう!
◆講座名:区民向け講座『高齢者の熱中症と、かくれ脱水』with神明deオレンジカフェ
◆区民向け講座開催日時:令和4年7月5日(火)10時から11時
◆開催場所:神明いきいきプラザ
◆記事作成:芝地区高齢者相談センター 林めぐみ
プロフィール
【高齢者在宅サービスセンター】
TEL:03-5232-0848
FAX:03-5446-5857
【高齢者相談センター】
TEL:03-5232-0840
FAX:03-5446-5857
【港区ホームページ】
https://www.city.minato.tokyo.jp/
最新の記事
カテゴリ
月別アーカイブ
- 2024年3月 ( 2)
- 2024年2月 ( 10)
- 2024年1月 ( 3)
- 2023年12月 ( 9)
- 2023年11月 ( 7)
- 2023年10月 ( 8)
- 2023年9月 ( 3)
- 2023年8月 ( 7)
- 2023年7月 ( 12)
- 2023年6月 ( 7)
- 2023年5月 ( 10)
- 2023年4月 ( 6)
- 2023年3月 ( 3)
- 2023年2月 ( 3)
- 2023年1月 ( 12)
- 2022年12月 ( 18)
- 2022年11月 ( 12)
- 2022年10月 ( 16)
- 2022年9月 ( 23)
- 2022年8月 ( 20)
- 2022年7月 ( 20)
- 2022年6月 ( 22)
- 2022年5月 ( 27)
- 2022年4月 ( 32)
- 2022年3月 ( 21)
- 2022年2月 ( 24)
- 2022年1月 ( 18)
- 2021年12月 ( 24)
- 2021年11月 ( 22)
- 2021年10月 ( 22)
- 2021年9月 ( 23)
- 2021年8月 ( 28)
- 2021年7月 ( 36)
- 2021年6月 ( 33)
- 2021年5月 ( 39)
- 2021年4月 ( 32)
- 2021年3月 ( 35)
- 2021年2月 ( 16)
- 2021年1月 ( 20)
- 2020年12月 ( 17)
- 2020年11月 ( 17)
- 2020年10月 ( 30)