骨董品店が立ち並んでいたあの頃〜お客様の思い出話より【虎ノ門デイサービス】

  • 2020.10.31
  • その他

この数年来、当センターの近辺では再開発により新しいビルが次々と建ち、今もあちこちで建設工事が行われています。

しかし、一昔前のこの辺りは小さなお店や家々、そして多くの骨董品店などが立ち並ぶ独特の街並みでした。

この辺りで今も残っている骨董品店は数えるほどしかありませんが、

当センターのお客様には、その数少ない骨董品店を今も営まれているご家族の方がいらしています。

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(インタビューの様子)

なぜこの辺りにかつて骨董品店が多くあったのかをその方にお聞きすると、

「江戸時代、参勤交代で江戸に来ていた大名一行が、お金に困ったときに持っているものを売っていた、という話を聞いたことがあります」とのこと。

昭和30年代の高度成長とともにこの辺りはビルの開発が進み、

多くの骨董品店が立ち退いてしまいました。

(それらのお店の多くは昭和29年開館した南青山の根津美術館の近辺に移転し、その辺りはいつしか骨董通りと呼ばれるようになりました)

お客様のお話を聞きながら、参勤交代にまで遡るこの町の歴史を感じ、深い感銘を受けました。

お話ししてくださり、ありがとうございました!

私たちは、お客様の歩んできた人生を大切にし、その方らしさを尊重します!(こやまケア行動指針2番より)

◇港区立虎ノ門高齢者在宅サービスセンター
◇撮影日時:2020年10月27日(火)
◇記事作成:佐藤
https://www.momohanokai.jp/tora-ds/

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